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「空の境界」奈須きのこ
 ずっと「ソラ」だとおもってました。「カラ」だったんですね…。
 文庫版で、出だしの上巻が盛り上がりに欠けてたのと、時系列バラバラっぽかったので、中は飛ばして先に下巻へ。下巻の最後→下巻の先頭→中巻の先頭→中巻の最後と呼んでみました。普通に読めた感じなのは構成が上手だからかも。上巻も最終章から読めば、もっと楽しく読めたかなー(上巻では解決されない伏線が多かったのです)
 世界観とキャラは楽しかったです。でも一番印象に残ってるのが、事件が終わるたびに、それ隠蔽したりもみ消したりと暗躍する名もなき人々だったり ^^;

「陰翳礼賛」谷崎潤一郎
 日本の自然環境、歴史、日本人のルックスにあった実用性なり美しさがあるはずという主張には、「あーそうそう」という感じ。無理に西洋風、東洋風をそのまま取り入れても、かえって不便でかっこ悪いってコトですよね。

「くまとやまねこ」湯本香樹実/酒井駒子
 大切な友達のことりを亡くしたくまが、やまねこに出会って悲しみから立ち上がるおはなしです。じんとくる絵本で、ストーリーや台詞もすばらしいかったです。パートナーを失ったくまに、やまねこがかける言葉がすてきでした。絵も存在感、説得力のある力強い作品です。

「100万回生きたねこ」佐野洋子
 「くまとやまねこ」読後に再読。
 百万回も生きたとらねこが、しろねこと出会って…というおはなし。とらねこの言葉、「そばに いても いいかい」がステキ。こんなこと、言われてみたいし、言ってみたい~♪
 読み返してみると、100万回生きる間に結構ヒドイ死に方をしてるんですね>とらねこ バッサリ殺伐とした書き方を厭わないところが絵本のよいところ、と思ったり。

「トワイライト」ステファニー・メイヤー
 バンパイアと人間のラブストーリーです。とはいえ、「吸血鬼ものらしさ」は薄かったような…。杭・棺桶・コウモリに狼男も出てきません! でもラブストーリーとして楽しめます。最後の方、ラブラブすぎて「はいはい、ご馳走様」だったけど^^;
 人間と吸血鬼が敵対しててドロドロの悲恋に!……なんてこともなく、続編の展開が気になります。映画も見にいかねばー。

「レッスン」五木寛之
 若い男性が年上の女性と出会って、彼女の「レッスン」を通じて成長する物語…なんですけど、そのレッスンと成長の中身が「これだけ!?」という感じ。「青年は成長して大人になる」という主張だけは伝わったかなぁ…^^; これがモノフォニックな小説かー、と納得できたのが収穫かも。

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2009.03.01 


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