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 「冲方丁のライトノベルの書き方講座」(冲方丁/宝島社文庫)を読みました。(著者のお名前は『うぶかたとう』と読みます)。

 「小説書こう!」という決意の下に購入したわけではなく、同じ著者の「ばいばい、アース」読後に、たまたま見つけて「ほうほう、こんなものも?」と買ったまま積んであったもの。
 この頃知り合いの間で小説を書く人が増えてきたので、「そういえば、書き方講座買ったんだっけ」と思い出し読んでみました。

 タイトルには「ライトノベルの書き方」とありますが、そのジャンル限定の書き方講座ではありません。小説全般に当てはまりそうな内容でした。もっというと、創作や物作りに共通するハウツーの本として読めそう。
 「ライトノベル」固有のことがらといえば、ある一定の年齢層の読者を想定し、その層にも分かるように書くという部分だけだったでしょうか。

 講座は著者の過去作品の成り立ちを教材として書かれています。アイデアを書き出したメモに始まり、メモが整理されて企画になり、プロットができあがり、徐々に物語と世界が立ち上がっていく課程に沿って進みます。
 また、複数の過去作品が取り上げられているのですが、この本の章立ては、初期の作品の解説→後の作品の解説へと並んでいます。著者が作家としてスキルを身につけていく課程も見られるわけです。
 単に小説の書き方や技法について書くのではなく、ちょっとしたドキュメンタリー風の構成になっていることで、最後まで楽しんで読めました。

 この本は小説を書きたい人だけではなく、もっぱら読むだけという人にも、手軽に作家さんのお仕事に触れることができるという意味でおすすめの本でした。
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2009.10.18 


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